2020年11月17日
2色成形は異なる材料を組み合わせ、一つの部品として成形します。1つの材料だけでは、実現が難しい製品をつくることが可能なだけでなく、色や仕上がりが異なる材料を組み合わせて一体成形することで、その製品の外観を変えたり見栄え高品質にすることも可能です。いがり産業では、横型ロータリーテーブル方式の成形機を保有しており、自動車関連部品を中心にさまざまな業種の製品を供給しております。
まずは、1つ目の材料を射出し、成形をします。
型を開き、1つ目の材料でつくった成形品を保持させたまま、金型を回転させます。
型を締めて、2つ目の材料を射出することで、2色成形の製品をつくります。その際にもう一方の型には1つめの材料が射出されます。
型を締めて、2つ目の材料を射出することで、2色成形の製品をつくります。その際にもう一方の型には1つめの材料が射出されます。
2色成形は成形のみで組立後と同じ形状の製品をつくることができます。そのため、個別に成形をして後工程で組立をしていた製品を2色成形をすることで、組立工程がなくなり、工数が削減できます。
単色成形品として形状的に不良率が高い製品でも、2色成形をすることで不良率を低下させて製造することができます。
単色成形品として成立しない形状の製品でも、2色成形をすることで成形のみで制作が可能になります。また、製品の強度と耐久性があがることも特徴の一つです。
いがり産業では、特に昨年後半から、2色成形金型の制作および、2色成形品の製造の受注を多数いただき実績と経験を積み重ねております。いただいた課題について最良のご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。